2017年1月21日土曜日

若者は故郷に帰って政治に参加しよう 地方に人材を引き留めよう


台中出身の民進党青年部黄守達主任は21日、民進党台中市支部に招かれ、「台中青年 みんなでもっと政治に関与しよう」のイベントに参加し、台中市新聞局長の卓冠延、市議員の張雅旻と対談を行った。黄守達主任は、青年部は引き続き若者の政治参加の道筋をつけて、若者が故郷に戻り、実際の行動でもって北部重視、南部軽視、台中無視、という資源分配の不均衡な問題を翻そう、と呼びかけた。

黄守達主任は、今回ここに招かれたのは、中央青年部主任という理由だけでなく、自分自身が紛れもない台中人だからだ、と述べた。彼は台中市西区の大同小学校を卒業し、その後衛道中学、台湾大学法律学部に入学した。在学期間に学生の自治と社会運動に参加し、修士号取得後に台北市議会で仕事をするようになった。それがきっかで政治に携わることになった。去年は仲間と一緒に「政治の仕事って何?」という本を執筆し、政治の仕事に身を投じた経緯や気づき、反省を書き記した。

黄主任は、自分の政治の理念は青年部の今年の2つの仕事の目標に実現されている、と述べ、その一つは根付かせること、もう一つは横のつながりを強化すること、であるとした。根付かせることとはつまり、公民力を養う段階を高校生からとし、民進党の18歳公民権の要求のほか、若者に入党を呼びかけ、台湾の民主主義の基礎をもっと固くするものである。そして 横のつながりについては、青年部はこの2年間で積極的に各県市の青年組織を運営し、各国にある台湾人留学生組織ともコンタクトをとってきたが、これは人材を故郷に引き留めるためのものだ。黄主任は、2週間前に金門に行って青年部の経験を話し、先週土曜日には台東で年金改革会議に参加し、その後で台北に飛んで講演を行い、次の日は台東でイベントに参加し 、一昨日は台北に戻ってテレビに出演し、今日はまた台中で座談会に出席した―と自分の体験を話した。


自分は台中で生まれ育ち、台北で更に成長したため、台湾の北部重視、南部軽視、中部無視の問題がはっきりわかっている。青年部は、若者を根付かせることと横のつながりを強化すること、という2大目標に掲げているが、これは民進党が地方に人材を引き留めるためのものである。改革はマラソンというだけでなく、リレー競争だ。民進党の2017年の使命は、青年世代が伝承のリレーのバトンとなり、故郷に戻って根を下ろし、根付き、彼らが実際に動き出して改革を進めることを望むものである、と述べた。

Share/Bookmark

0 コメント:

コメントを投稿