2017年1月11日水曜日

民主進歩党 第17期第21回中央常務委員会プレスリリース


民主進歩党は11日、第17期第21回中央常務委員会を開催した。会議では、科学技術部の蔡明祺政務部長を招いて、「沙崙自然エネルギー科学都市」について専門報告が行われた。会議終了後、蔡英文主席の代理で出席した柯建銘総幹事の指示は以下の通り。

蔡次長の報告に感謝します。台湾は良好な天然資源や様々な自然エネルギー発展の条件に恵まれており、国際的な趨勢において、我々はエネルギー構造の調整を行わなければなりません。「沙崙自然科学エネルギー都市計画」は、政府が推進する自然エネルギー産業推進の決心を表すものです。政府は様々な資源を調整して、産業と学界の力を合わせて、台湾をアジア太平洋の自然エネルギーのイノベーション研究開発の環境としなければいけません。

1.台湾のエネルギー自給率は、3%に満たない。毎年2兆元がエネルギーに使われている。過去何年も各国は積極的にエネルギー産業を発展させてきたが、我々は良い機会を逃してきた。その結果我々は依然として海外からエネルギーを買うことになっている。現在、新しい政府は局面を変える時期に来ている。我々は更に再生エネルギーに投資し、自主エネルギーを増産させ、海外からのエネルギー購入支出を減らすほか、市場のニーズと産業の利益を生み出していく。

2.科学技術部は海外の実績を見たり、研究したりと力を入れている。しかし、他国の経験を台湾で運用するには、一つの完全なしくみを作って環境に合わせる必要がある。よって我々は産学研究開発連盟を作り、関連する学科の学生と産業を交流させることを計画している。太陽エネルギー、風力、及びスマートメーターの領域で、自然エネルギー産業のプラットフォームを構築することである。同時に、積極的に海外の会社と密接な協力を進めていき、海外企業が我々の自然エネルギーサイエンスパークに駐在することを推し進めていく。


3.「沙崙自然エネルギー科学都市計画」は、自然エネルギーシステムのハブであり、我々は各地の資金や人材と技術を全て結び付けて、このハブから最もよい資源を再提供していく。科学技術部と関連部会の努力により、この計画は既に最初の雛型が出来ている。行政院は引き続き科学技術部、経済部、及び台南市政府と協力して、台湾と海外を結び自然エネルギーのイノベーションセンターを作り出し、エネルギーを節約し、エネルギーを作りだし、エネルギーを貯蔵するシステムをまとめたプラットフォームを作り、台湾のエネルギーリスクを低くし、環境にやさしい経済モデルを創造していく。

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