2016年11月16日水曜日

民主進歩党第17期第14回中央常務委員会プレスリリース


民主進歩党は16日、第17期第14回中央常務委員会を開催した。会議では、台湾シンクタンクの国際事務部の董思齊主任を招いて、「肝心な時期にある韓国の政局を読む」をテーマに専門的な報告が行われた。報告を聞いたあとでの、蔡英文主席の指示は以下の通り。

董主任の報告に感謝します。お蔭で私たちは韓国の政治事情を更に一歩進んで理解することが出来ました。今回のアメリカ大統領選挙であれ、韓国の政治の変化であれ、我々が思いをいたすことはつまり、人々の気持ち、民意と民心ということです。我々は随時、これらの盲点や考えつかないようなこと、気づかないことについて、注意をしていかなければなりません。
民進党は草の根政党であり、過去我々は比較的民意に近い政党であり、民意を重視する政党だと人々は感じてきました。しかし、今回のアメリカと韓国の例からみると、民意と社会の傾向や人々の苦しみの理解に、もしかすると我々が有する既存のやり方を以てしては、力が及ばないかもしれないません。よって我々は中央でも地方でも、議会でも国会でも、どんな場所でも、公職や党職に就いている人は、人民に近い存在であることを最大の任務とし、人々との意思疎通を維持し続け、民意の反応を求め、皆にしっかりと理解をしてもらうことを考えなければなりません。人々が我々に投票してくれたから安心して4年間を過ごせると思ってはいけないのです。


台湾では、今日の民意は非常に自発的なもので、支持している人物や政党に対して、期待とともに深い思い入れがあり、社会の経済が変化することを希望しています。よって、執政者からすればこれは確実に大きな重い責任であり、我々が人々と共にあるということ、確実な対話を進めていくことこそが、我々の執政において最も重要な一項目なのです。

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