2016年9月3日土曜日

新住民の新世代育成 新南向政策を実現する。民進党は台中からスタートする。


新南向政策に合わせるため、民進党青年部、婦人部、台中市党部は3日、インドネシアの新住民第2世代南大學助理教授何景榮を招き「新住民新世代の優勢と潜在能力」について語ってもらった。青年部の黃守達主任は、将来は婦人部、市党部で協力して、新住民の新世代であるかれらが自分自身の優勢な点を見つけ出すのを手伝い、台湾の多元化と国際化を推進していきたい、と述べた。
  
何景榮は自分のこれまでの歩みや、世界各国の例を取り上げて、台湾が東南アジアについての固定イメージから抜け出すことが出来るよう期待するとともに、新住民やその子供たちに自分たちの有利な点を自覚するよう励ましてほしいし、新南向政策において、彼らが積極的な役割を果たして欲しい、と述べた。

黄守達主任は、新南向政策の「人を重点におく」という理念を実現するため、民進党青年部も婦人部と県市党部が協力して、地方に入って次の世代を育成していくことを表明した。

また、なぜ台中市で開催するかといえば、台中には既に53千人以上の新住民がおり、市政府の政策上でも新住民を重視しているからである。例えば最近は40名の新住民の通訳者を育成し、市政が新住民の権益を保障できるようにしている。市政府の施策以外、台湾の中心である台中市は、民進党政権下で新住民をケアする模範都市となることが期待されている、と指摘した。

婦人部の蔡宛芬主任は、婦人部では最近巡回映像展及びルーツを探すプロジェクトを開催しているが、これは新住民の次世代が父母の故郷を理解し、将来台湾と東南アジアのコミュニケーションの橋渡しとなってもらいたいと考えているからだ、と説明した。

台中市民進党支部執行長周永鴻は、台中は5万人以上の新住民が住んでおり、将来も中央党本部と協力し合いながら、新住民とその新世代を育成し、彼らが公共事務へ積極的に参加していくように取り組みを進めていきたい、と述べた。


黃守達主任は、実際普段の生活の中で、何景榮先生のような優秀な新世代は多く存在している。青年部が進めている政治実習計画においては、内定者12名のうち1名がインドネシアの新住民第二世代である。将来民進党は新住民とその新世代に、公共の事務に参加する機会をより多く与えていく。台湾の一層の多元化と国際化を進める助けになることを期待している、と述べた。

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